ソーマオリジナルガーデンへ寄せられたよくある質問と回答をご紹介しております。

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よくある質問

お見積り・ご提案について

質問 新築を予定していますが、外構・エクステリアも早めに計画したほうがいいんでしょうか?
回答 図面上で建物の間取りや配置がおおよそ決まった頃には外構計画もスタートさせた方がより良いものができます。

建築業者様は外構工事に関しては最後ですのでと、プラン・見積もり提示を先延ばししがちです。理由は立場によって違いますが、「費用が意外と掛かる外構費をはっきりと提示したくないから」外構専門店の場合は、「明日からでも着工出来て集金出来る案件の方が優先だから」おおきな理由はこの2点です。
門まわりや駐車場、アプローチの計画を早めにすることで、屋外設備工事(水道管や下水の配管及びこれらに伴う点検マスの設置、ガスの配管、エアコン室外機の設置など)との干渉を確認でき、余分な手直し工事の発生を防げます。
また、敷地と道路との高低差が大きい場合は、建物の基礎工事との絡みを検討する必要もあり、早めの計画によって工事費用を圧縮する事が意外と出来るのです。
「私がしたい外構はいったい幾らで出来るのか?」は早めに把握していないと、住宅は立派に出来たけど、外構はいまいちと、アンバランスな状態となります。
質問 他の会社で出してもらったプランの見積りだけお願いできますか?
回答 他社でご提示されたプランをそのまま利用することは、著作権やその会社のそれまでのご苦労を考えて遠慮させていただきます。
改めてお客様の要望を伺い、弊社のプランとお見積りをご提示させて下さい。

施工時・アフターサービス・メンテナンスについて

質問 工事中は家にいないといけないのでしょうか?
回答 ご不在でも大丈夫です。外の工事ですので、ご迷惑にならないように施工をさせていただきます。
質問 日々の庭の管理は難しいのでしょうか。
回答 日常の管理の軽減は、例えば砂利敷きの下には防草シート等は雑草の処理・砂利の補充に対してある程度効果的です。

費用・お支払等について

質問 ローンの取り扱いはありますか?
回答 JACCSリフォームローンがご利用いただけます。
詳細は「お庭ができるまで」のローンの箇所をご確認願います
質問 予算はどのくらい考えればすてきなエクステリアがですか?
回答 お客様の希望のお庭がどのようなものか、また敷地の面積や高低差等の状況によっても様々です。
外構工事を例にしますと、駐車場土間仕上げ1台分・アプローチ・フェンス(高低差なし)を低コストのコンクリートで仕上げたとして一般的に40〜50万位と言われています。
見栄えのするレンガ・石材等で仕上げると2〜3倍の予算になるでしょう。

パーツ単位で考え、隅から隅までグレードの高い素材で仕上げようとするとその質感だけすばらしい外構が出来るかもしれませんが、コストもそれなりにかかります。そこまで予算をかけなくても、全体の景色の中で、人目に付くポイント・アイポイントを絞ってデザイン性を持たせたり、素材の質感をうまく出すようにするとコストを抑え,印象の良い外構を創ることが可能です。
また、コストをおさえ、より良く見せる方法として植栽をおすすめします。建築との高さのバランスをとるのに高さのある樹木は使いやすく、植栽を上手につかえると植栽の無い建築より数段仕上がりが良く見えます。より見栄え良く仕上げる為に大切なのは素材や、ガーデングッズ等のパーツの面白さだけでなく、構造物との高さと大きさのバランスや全体のデザインの統一と調和です。特に最近流行りのシンプル系はこの点を無視してしまうと野暮ったい外構になってしまいます。

当社はお客様の敷地や建築物とのバランスで一番良い仕上がりを目指し、一つ一つ門柱や塀の高さやサイズの調節を行って施工しています。又植物の育成条件は様々です。環境にあった種類の選択をおすすめします。

ご予算の事・デザイン・植栽計画の事等お気軽にご相談下さい。
質問 除草作業が面倒なのですが、よい方法はありますか?
回答 一番簡単な方法は、舗装をしてしまうことです。しかし広いスペースですとコストがかかり、それなりの素材を使わないと見た目も冷たく殺風景になってしまうでしょう。

これを解消する為おすすめの方法は、人の動線には歩きやすさを考えレンガや石材を配し、それ以外のスペースには、防草シートを敷いた上に砂利等を敷く方法があります。シャリシャリ音がするので防犯対策にもなり、明るい色合の砂利を使用する事によって北側等の暗くなりがちな場所を清潔で明るい印象に仕上げることが可能です。
又、最近増えているのが、種類が豊富なグランドカバープランツを使った方法です。上手に使えば、管理手間をおさえてローコストなガーデンを作ることが可能です。花や葉の色合いをうまくコーディネートすれば見栄えも良く管理手間をおさえたガーデニングが可能です。ただ植物ですので環境にあった種類を選択しないとせっかく植栽しても失敗してしまいます。当店でもグランドカバープランツは販売しております。どの種類を選んだら良いか迷われている方、是非当社スタッフまでお声かけ下さい。
質問 どんな材料を使用するのか見てみたいのですが?
回答 材料のサンプルがガーデンプラザにございますので、実際に現物をごらん頂き、確認しながらスタッフと話を進めることができます。

樹木について

質問 果樹苗のポット植えを購入したのですが、植替えをしようとしたら根がほとんどありませんでした。大丈夫でしょうか?
回答 たぶんポットに植えたばかりの苗だと思いますが、大丈夫です。
ポットという限られたスペースに植え込むわけですから根はかなり切り込んでるはずです、鉢植えで育てる場合も最初は根をつめなければなりません、また根を切っても大丈夫な品種しか切らないはずなので、切り込んで根が少なくなっていてもその後の生育には支障ありません。根のしっかりした苗がほしい場合は、掘り取ったままの地堀苗を秋に購入されることを勧めます。
質問 柿の芽が出ないのですが枯れたのでしょうか?
回答 柿は梅雨明け後よりやっと根の生育が始まります。そのせいか原因はまだ解明されておりませんが、“ねむり”という現象が起こりやすい植物です。
“ねむり”とは春から秋にかけて生育が止まった状態となり、当然新芽も動きません。1年後の春にやっと新芽が動き出して生育が始まる現象をいいます。原因は根から吸い上げる水分が株全体に必要な水分を満たしきらないためだとの説があります。柿はゴボウ根と言われるだけあって、直根性で毛根がほとんど無く、ポット植えの場合その根をさらに短く切り詰めてポットに植え込みます。しかし原因はそれだけでは無いようですが、詳しい事は現在でもわかっていません。
この現象がおきた植物はそのままの状態で1年過ごし翌年にやっと生育を始めるわけですから枯れている訳では無く、翌年から正常の生育に戻ります。枯れているかの判断は先端部より5cm程度下を切り、切り口がみずみずしい色をしていれば“ねむり”の現象です。
特にこの現象が出やすいのは柿で、他にイチヂク、キウイフルーツ、ナツメ、ポポーなどがあります。
質問 富有柿が甘くならないのですが
回答 甘柿は有る程度の温度がないと甘くなりません、したがって寒い地方では甘柿でも渋が抜けずに渋柿になってしまうケースがあります。富有柿、次郎柿の有名な産地は比較的暖かな地方が多く、逆に山形や新潟のように寒い地方は渋柿中心に作付けして、干し柿や、アルコールなどで渋を抜いて販売する産地が多くなります。人間の舌に感じられる甘みは渋柿の渋を抜いたほうが甘く感じます。ついでですが富有柿、次郎柿だけの産地の柿は不思議なことに種が入らない、属に言う種無し柿になるケースが多くみられます。
渋柿でも柔らかく熟すと甘くなり食べられるようになります。
質問 植木の幹や葉っぱが黒くなってきましたが、なんで黒いの?
回答 それは、すす病です。
すす病は、アブラムシやコナジラミなど植物の汁を吸う害虫(吸汁性害虫)の排泄物を栄養にして繁殖します。葉がすす病で覆われると光合成が阻害されるため、植物の生育も悪くなります。
すす病が発生する原因は吸汁性害虫の排泄物なので、すす病の出やすい植物では殺虫剤を定期的に散布してこれらの害虫の発生を抑えることが根本的な対策となります。
質問 ソヨゴの葉っぱに黒い斑点が出てきたけど大丈夫ですか?
回答 植えてそれほど時間がたっていないのであれば、※植え傷みによるものだと思われます。
畑にある植木の掘り取りをする際はどうしても根を切るため、根を切る前よりも抵抗力が低下します。この時ソヨゴは黒点病にかかりやすく、葉っぱに黒い点々が発症します。自力が付いて、根が
なじんでくると徐々に症状は少なくなりますが、活力剤を与え新しい発根を促したり、殺菌剤を散布するといった対処を行うとよいかと思われます。
または、根を切ったことにより抵抗力が弱まって起こる一時的な現象です。
ソヨゴが根付いて自力がつけば、消毒などを行わなくても2〜3年でおさまります。

※植え傷み(うえいたみ)・・・・植えつけや植え替えをしたときに起こる障害です。
一時、生育が止まったり葉が落ちたり、ひどいときには枯れてしまいます。
主な原因は、植え替えのとき根が切られるなどして、水を十分に吸うことができないのに、
葉からはどんどん水が蒸散して、体内の水分が不足するためです。植え傷みの比較的少ない
時期が、植えつけ、植え替えの適期といえます。
質問 カツラの木の葉っぱが茶色くなり落ちてしまいました。枯れてしまいますか?
回答 カツラの木は、葉が薄いため夏の強い日差しによって※葉焼けをおこすことがあります。
特に植え付け1年目でまだ植木が根付いていない時期に現れる症状です。枯れるほどではありま
せんが、水を必要としているときに水遣りが足りないと、葉っぱも茶色くなって落ち、カツラの
枝自体も上のほうから枯れてきてしまいます。環境に応じての水遣りが必要で、特に植え付け
1〜2年目の夏は朝夕1日2回、たっぷりの量の水遣りが必要です。
根がなじんで自力が付いてくると水遣りの回数と量は徐々に減らしていけます。

※葉焼け(はやけ)・・・・強い直射日光が当たって、葉の一部分が焼けたようになって枯れること。
質問 植木の葉っぱが黄色くなってしまうのはなぜですか?
回答 根腐れの可能性があります。水の遣りすぎ、水はけが悪いなどの原因により、根が呼吸できずに酸欠状態になり腐ってしまうことです。一度、土の状態を確認しましょう。
また、常緑樹の葉の入れ替えの可能性もあります。
ソヨゴ、リンボク、ロドレイヤなどの常緑樹は春と秋の年2回新芽が吹く際に、入れ替えで古い葉が黄色くなり落ちます。新芽が出ていれば健全なので何の問題もありません。
質問 植木の調子が良くないです。上のほうが枯れてきています。
回答 水遣りの量、または回数が足りないかもしれません。植木の上部が枯れるということはそこまで水が行き届かないためにおこる現象です。水は根から吸収し上へと流れます。水が不足すると下のほうの枝葉は潤いますが、上部までは水が行き届かず枯れてきてしまうことがあります。
Q&A「水やり」を参考にしてください。
質問 株立ちの根元の切り口(台付)が朽ちてきています。大丈夫ですか?
回答 ある程度の太さまで成長させた1本の木を、根元からバッサリと切り 、切り口から出る「ひこばえ」
を生育させ株立ち状に仕立てたものを「本株」といいます。台とはこの切り株が根元に残っている
状態をいっています。この台の部分は時間とともに朽ちてきますが、逆にそれはその木の年輪であったり、趣であったりに変わります。造園的には一つの風景となります。木自体の根がしっかりしていれば心配はありません。ただ、状況によりその部分に虫が発生したり、水が溜まったりのときは消毒や詰め物などの処置が必要な場合があります。
質問 ハナミズキの花が咲かないのはなぜですか?
回答 ハナミズキは日当たりが良く、風通し・水はけの良い場所を好みます。まずこの条件に合わなければ花が咲かないことがあります。
また、※花芽分化時期の6月以降に剪定をすると、花芽を剪定することになるので、全く咲かないまでも花数が減ってしまうことがあります。この時期の剪定は樹形を整える程度(ツンと伸びている枝や枯枝、よっぽど込み合っている部分)の剪定がおすすめです。
ハナミズキは植えてから馴染むまでに時間がかかると言われます。植え付けしてから何年かは枝葉・根を伸ばすためにエネルギーを使うため、栄養が花芽を作るまでまわらないこともあるそうです。
ハナミズキも根がきちんと活着し、自力が付いてくると花芽を持つようになってくるようです。
また、落葉樹であるハナミズキは夏の暑さや冬の寒風による乾燥に弱いので、株元を腐葉土やバークチップなどでマルチングし乾燥を予防することもおすすめです。腐葉土を与えることで長い間緩効性肥料としての効果も期待できます。

※花芽分化(はなめぶんか)・・・・伸びた枝の先には成長点があり、ある程度の時期までは葉になって大きくなりますが、ある条件が加わると葉を形成していた成長点が花を形成するようになること。
質問 株立ちのモミジで、株のうち1本の葉が赤く枯れてきているのですがなぜですか?
回答 それはカミキリムシによる食害の可能性が高いと思われます。
まず枯れた幹に小さな穴が開いていて、木くずが確認できるでしょうか。できるようでしたらカミキリムシの仕業です。
カミキリムシとは通称「テッポウムシ」とも呼ばれ、成虫は幹などに傷を付けて産卵し、ふ化した
幼虫は1〜2年間にわたって木質部を食害しながら成長します。侵入口からはオガクズ状の虫糞が
出ます。枝や幹の中を食害するため樹勢が著しく衰え、枝が枯れたり、樹そのものが枯れたりします。また、枯れない場合でも強風時に折れて思わぬ被害を受けることもあります。
庭の中でカミキリムシの成虫を見かけたら、数ヶ所に産卵されている可能性があります。その後
しばらくの間は糞の有無を注意して観察します。例外もありますが、成虫は樹勢の衰えた幹に産卵する傾向があるので、肥培管理に気を付けて樹勢を強くすることが予防になります。万一幹に穴を開けて侵入しても、樹勢が強いとヤニなどで甲虫類の幼虫は生育できません。また、枯れ枝を放置せず、樹皮の荒れている枝などは剪定時に優先的に取り除きます。
薬剤ではスミチオン乳剤などを定期的に散布してカミキリムシが卵を産みつけないよう予防します。
食害された場合、糞の出ている所が侵入口なので糞を取り除き、針金などでつついて、中の幼虫を
ほじくり出すなどの方法もあるようですが、食害されると薬剤での防除は難しくなります。
また木の根元はなるべくすっきりとした状態に保ち、風通しを良くし虫の隠れ家にならないようにしましょう。
質問 植木の剪定はいつやったらいいの?
回答 ・常緑針葉樹(コニファーなど)・・・3月下旬から5月
・常緑樹(ソヨゴ、ロドレイヤなど)・・・3月から9月
・落葉樹(アオハダ、アオダモなど)・・・11月から3月
・花木(ハナミズキ、ヤマボウシなど)・・・花が終わってから(樹種によって異なる)


弊社のおすすめは、樹種の特性によって剪定の時期を年に3回に分ける年間管理を行うことをお勧めしております。樹種によって開花の時期や、落葉か常緑かなど特性も異なりますので、特性に応じて切り方や時期を変えられることなどのメリットがあり、常に木をきれいに保つことができます。
年に3回とは、

@春から初夏にかけての4〜6月(針葉樹、常緑樹が適期、落葉樹も剪定可)

A夏から秋にかけても8〜11月(常緑樹が適期、落葉樹が剪定可)

B冬の落葉時期に行う12〜3月の冬期剪定(落葉樹が適期)
また剪定時期の選び方としては、
・仏様を迎え入れるのにお盆前に、あるいは新年を迎えるのにお庭をきれいにしたい
・常緑樹と落葉樹の割合によって時期を決める場合
・松、マキなどの作り物によって時期決めをする場合
・植えてから定期的に剪定をしていなかったため木が大きくなりすぎてしまったから
などの理由から時期を選ぶやり方もあります。
時期的に弊社へのご依頼が多くなるのは初夏と秋です。ただしそれぞれにメリット・デメリットが
あり、年に1回の剪定だと、例えば春から初夏に剪定した場合は、夏の間にもまた枝が伸びてしまいます。
秋に剪定する場合は、特に常緑樹は冬の寒さに耐えるために剪定する量を抑えなければならないといったことも出てきます。いずれにしても、お客様の希望や樹種、そしてご予算やその年の気候など、いろいろな条件を加味したうえで、剪定の時期やプランは変わってきます。
質問 うちのもみじは赤く紅葉しないのはなぜ?
回答 紅葉は、基本的に以下のような条件が整うことで発色が良くなります。ただし、モミジの種類や
個体差もありますので一概には言えません。
・冬寒く、昼と夜の寒暖の激しいところだと色鮮やかになってくれます。朝の最低気温が7〜5℃で昼間の最高気温が20〜25℃となって気温差が大きくなる場合。
・もみじは日当たりのよい場所を好みますが、西日が苦手です。そして、夏の直射日光では、葉が乾燥して縮れてしまいます。春(夏)から秋にかけて晴れる日が多く、さらに秋には空気が澄み渡って充分な日射を浴びる場合。
・また、もみじは乾燥が苦手です。乾いたら、たっぷり水をやってください。葉が乾燥しないように、夏は全体を濡らしてやることも必要です。葉が乾燥しない程度の充分な湿度がある場合。
質問 植木の消毒はいつやったらいいの?
回答 植木の消毒は基本、年に3回をお勧めします。
1回目 冬の時期から春先にかけて、病気の発生を予防する目的での消毒。
2回目 新芽の芽吹きと共に、害虫が羽化し始める時期の消毒。
3回目 夏が終わり、秋にかけて発生する病害虫への消毒。
ただし、近所から移ってくる場合や消毒をしてもその後の虫の発生もありますので、3回行ったとしてもそのほかに必要な場合も出てきます。また、消毒の前に樹木の剪定をお勧めします。枝葉の込み合った樹木は風通しも悪く虫も発生しやすく、消毒もうまくかからない場合もあります。剪定をしてすっきりした状態で消毒をすれば消毒の効果が最大限となります。

植物の植え方について

質問 自分でどうやって植えれば良い?
回答 植物の植え方は基本的に以下のようになります。

@根鉢よりやや大きめの穴を掘り、穴の底と埋め戻す土に堆肥をよく混ぜ込む。

A穴底の土は、中央をやや高く盛る。

Bポットから根鉢を取り出し、植えこむ。

C樹木・低木・・・水を滞留させて十分浸透させるため、根鉢の周井に水鉢を作る(土を盛る、溝を作る)。

D十分灌水する。
質問 植え込みの適期は?
回答 基本的には春と秋です。
成長が止まる休眠期は植え込みを控えたほうが良いです。
夏に植えると、根腐れが起きやすくなることや、水やりが負担になります
冬に植えると、根が張らず、霜で根鉢が浮き上がってしまいます

支柱について

質問 樹木の支柱はなぜ必要ですか?
回答 風による倒木を防ぎ、根の活着を良くするためです。
質問 植木の支柱はいつまで必要ですか?
回答 A1 竹で掛けてある支柱は1〜2年で朽ちてきます。あるいは朽ちて支柱として効き目がなくなってきます。その時に木の根付きがしっかりしていれば外していただいて結構です。ただし樹種によっては、台風などの風が強いときに折れたり、倒れたりの心配のあるものもあります。その場合は支柱の掛け直しが必要になります。掛け直しは、同じ竹の支柱になる場合もあれば、大きさによっては鳥居支柱に変更する場合もあります。また支柱だけでなく、生い茂った木は風が当たりやすいので同時に剪定も行うとよいと思います。

A2.根がしっかり張るまで。3年くらいが目安。
・強風、台風による倒木が心配な場合
・浅根性の樹種、成長が早い樹種は、強風で倒れやすいので成長に伴い支柱の掛け直しをする。
例:オリーブ、ユーカリ、ニセアカシア、メラレウカ

水やりについて

質問 植木の水やりの間隔はどれくらい?
回答 水やりは土の表面が乾いたらたっぷり与えるが基本です。時間帯は植物が活動を開始する朝方が良いです。しかし、夏の暑い時期は水がお湯になってしまうため、夕方のほうがいいです。反対に冬は夕方に行うと水が凍りますので午前中がいいです。植えて1年目はたくさんあげてください。また夏は水をほしがりますので、時間帯に注意してたくさん与えてください。冬は間隔をあけて量は減らさずに与えてください。

土や肥料について

質問 肥料と活力剤はどう違うのですか?
回答 肥料…植物に欠かせない三大栄養素(窒素、リン酸、カリ)を含む
   人間にとっての『主食』
活力剤…植物の生理活性を高めるものです。これだけでは健全に育ちません。
肥料の主要素(窒素、リン酸、カリウム)をほとんど含有しないが、微量要素などを含み、株の成長を促進する薬剤で、 人間にとっての『栄養補助食品、サプリメント』となります。

《植物に必要な養分》
・空気、水から得る成分・・・酸素、水素、炭素
・根から吸収する養分・・・3要素(窒素、リン酸、カリ)
              2次要素(カルシウム、マグネシウム、硫黄)
              微量要素(鉄、マンガン、ホウ素、亜鉛、モリブデン、銅、塩素)
《肥料の種類》・・・植物や動物から生成される「有機質肥料」
          石油や鉱石を原料に化学合成される「化成肥料」
          2種がブレンドされた「配合肥料」
《肥料の与え方》・・・植えつけ時に施す「元肥」
           生育の過程で随時補う「追肥」
           花や実が終わったあと「お礼肥」
           春の芽吹きに備えて「寒肥」
《肥料の形状》・・・粒状、粉状、固形肥料、液体肥料
質問 活力剤を使うときは?
回答 ・夏バテや冬の抵抗力をつけたいとき
・移植、株分け時に痛めた根の回復力を高めたいとき
質問 堆肥とは?肥料じゃないの?
回答 土質を良くするために使用する土壌改良材です。
堆肥や腐葉土などの有機物を与えることで、土中の微生物の活動が活発になり、土壌の団粒化が促進されます(植物の成長に適した土壌になる)。
   
   堆肥・・・土のための栄養
   肥料・・・植物のための栄養
  
  ※堆肥にも肥料分が含まれているが、植物の成長には不十分な量です。

弊社でおすすめ堆肥もありますので、お問合せ下さい。
質問 肥料を与える時期はいつ?
回答 庭木
●寒肥(かんごえ・かんぴ)
  12月〜2月の寒い時期に肥料を与える作業です。
  この時期に有機質肥料(緩効性肥料)を与えると、春に植物が肥料を吸収しやすい状態になり成長が盛んになります。
※弊社では油粕と牛糞を使用し、樹冠に沿って深さ30cm〜40cmの穴を数か所掘り、肥料を埋めています。

●お礼肥(おれいひ・おれいごえ)
花や実をつけた後にあたえる肥料です。
樹勢を回復させ、翌年の花つき実つきを良くする目的があり速効性肥料を与えます。
※化成肥料、液肥など

掘り取りをした樹木を植えた場合は、植え付け後、すぐは肥料を与える必要はありません。
根がしっかり張る前に肥料を与えると、根を痛め弱ってしまうことがあります。

宿根草
成長期の春と秋に与えます。
夏と冬はほとんどの植物の成長が鈍くなるため、肥料を与えると株に負担がかかります。

●芽出し肥(めだしひ・めだしごえ)
  2月下旬〜3月上旬
芽出しを促すため、すぐに吸収させる化成肥料、液肥などの速効性肥料を与えます。
 
●お礼肥
  花を咲かせた後、株を充実させるために化成肥料、液肥などの速効性肥料を与えます。

一年草
次々と花を咲かせる一年草は、養分不足になると花つきが少なくなったり、葉の色が悪くなります。
追肥として
・10日に一度、表示よりも薄く希釈した液体肥料を与える。
   ・一か月に一度、固形肥料を与えます。
質問 化成肥料の10:10:10ってどんな肥料?
回答 10-10-10という表示は100g中に含まれるN(チッソ)-P(リン酸)-K(カリウム)のグラム数です。また言い換えるならば肥料成分の相対比では無く、量に対する配合比をパーセンテージで表記したものです。
・N(チッ素)・・・葉や茎の生育にもっとも重要で、欠乏すると葉が単黄緑色になり育ちが悪くなる。
・P(リン酸)・・・植物が成長し、花や実をつけるときにもっとも必要とされます。不足すると葉が小さくなり、花や実の数も少なくなります。
・K(カリ)・・・光合成を盛んにし、根や葉を丈夫にします。病害虫への抵抗力を高める作用もあり、不足すると被害を受けやすくなります。

芝生について

質問 姫高麗芝ってどんな芝?
回答 高麗芝の中でも葉の幅が細い品種です。葉が柔らかく繊細、色も鮮やかで、非常に美しい芝生を
つくることが出来ます。弊社では特にご指定のない場合は姫高麗芝をお勧めしております。
冬は葉が枯れたように茶色くなります。
質問 芝のメンテナンスって芝刈り以外に何があるの?
回答 芝生のメンテナンスには以下の項目があります。
芝刈り・・・美しい芝生を作るためには、こまめな芝刈りにかかってきます。美しい芝生を保つためにこまめな芝刈りを心がけましょう。
水やり・・・水やりは芝生の管理に不可欠です。お住まいの地域や日当・風通しを考慮して水やりの頻度を調整しながら行いましょう。
  目土入れ・・・目土入れは芝生の萌芽を促し、細く密な葉を形成させ、芝生を元気よくします。
除草・・・雑草は芝の生育を妨げ、栄養を奪い、日陰を作り、害虫の原因にもなります。
雑草を見つけたら放置せずにすぐに根元から除去するようにしましょう。
  エアレーション・・・地中に空気を送るために穴をあけ酸素を与える作業。
  サッチング・・・芝刈りの刈りかすや、分解されず枯れて腐った葉(サッチ)を取り除く作業

松について

質問 大事にしていた松の木が突然枯れてしまった。これってどうして?
回答 それは「松くい虫」、「松枯れ」などと呼ばれる松の伝染病による可能性があります。その病原はマツノザイセンチュウで、その媒介者はマツノマダラカミキリです。マツノザイセンチュウはマツノマダラカミキリの成虫によって、枯れたマツから健全なマツに運ばれ、これを枯らすのです。

草花・宿根草について

質問 宿根草が枯れたみたい
回答 花が咲いた後や、冬季は休眠している可能性が高いです。
翌年の芽吹きを確認していただき、芽が出ない様子なら枯れていると判断します。
質問 宿根草の花がら摘みや切り戻しの方法は?
回答 次の咲く花芽を残して、咲き終わった花がらを切り取る
わき芽が出ている節の上で切る
株元に新芽が出ていたら古い葉・茎をカットする
  ※新芽が出ない種類もある  ホスタ、アスチルベ、球根類など
質問 多年草と宿根草の違いは何ですか?
回答 『多年草』とは、複数年にわたり生き続ける植物のこと。多年性植物。
そのなかで、常に葉を茂らせているものを「常緑多年草」
冬(または夏)に地上部が枯れるか、冬芽を出して越冬するものを「宿根草」とされています。

◎庭植えできる常緑多年草
  アジュガ、ヒューケラ、クリスマスローズ、ヒメツルニチニチソウ、這性ベロニカ、ハーブ類など

※『多年草』と表記されていても、毎年花を咲かせるとは限りません。
自生地では多年草でも、日本だと一年草として扱われる種類もあります。
質問 ヒメイワダレソウ(リッピア)を植えたい
回答 広いスペースに向く繁殖力がとても強いグランドカバー植物です。
踏圧に強く、よく踏んだ方がきれいに広がります。踏まれないと徒長することがあります。
根がしっかり張ると、雑草の抑制にも効果があります。
成長期:5月〜10月頃

!注意点!
他の植物を覆ったり、ちょっとしたブロックや石なら乗り越えてしまうほどの繁殖力です。
伸びすぎたら根っこから引き抜いて整理します。少しでも根が残っているとまた増えていきます。

!注意する病気!
「白絹病(しらきぬびょう)」
広がったヒメイワダレソウのなかに、クレーターのような大きな穴があきます。
梅雨後など雨が多く降ったあと、晴れの日が続く(乾燥する)と発生することがあります。
白い菌糸が確認できれば白絹病の疑いがあります。徐々に広がってしまうので早めの対処が必要です。

対処・予防方法
  ・枯れた部分を広く掘り取り、処分する(天地返しも効果があるようです)
・定期的に殺菌剤を散布する
    オーソサイド水和剤、グラステン水和剤、モンカットフロアブル40
・蒸れないように伸びたら刈り込みをする

成長はかなり早いです。植える場所によっては他の植物に影響が出ます。
  斜面の土留め、広範囲でのグランドカバーとして使用する場合があります。

質問 クラピアとヒメイワダレソウの違いは?
回答 『クラピア』は、日本に自生するイワダレソウの改良品種。
『ヒメイワダレソウ』は、外来種です。
繁殖力はどちらも強いですが、クラピアは種が出来ないように改良されているので種で増え過ぎることはありません。

価格はクラピアの方が割高です。弊社 つくば 園芸課へ直接お問合せ下さい。

マルチング材について

質問 マルチングの必要性は?
回答 土はね泥はね防止、景観向上、
泥はねによる植物の病気の予防、雑草防止、土の乾燥防止・保温となります。

弊社 つくば展示場にも 国産 針葉樹のバークチップを直接販売しております。

使用量の目安 1袋で約1.2u〜1.5u(厚さにより異なる)

価格については お問合せ下さい。

自然と馴染む色・質感で、お客様に好評です

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