外構のリフォーム工事の依頼先には、家を建ててもらった工務店やハウスメーカーの他にも、「リフォーム会社」「エクステリアメーカー」「ホームセンター」「造園会社」「エクステリア専門会社」などの選択肢があります。
どこに依頼するのが正解とは断言できないので、それぞれが持つ特徴やメリットとデメリットを記載します。それを参考に自分に合った依頼先を選んでください。
リフォーム会社なら、家の中の工事はもちろん、外構のリフォーム工事にも喜んで対応してくれます。リフォーム工事に慣れているので打ち合わせがスムーズで、家丸ごとのコーディネイトが期待できます。
ただし、リフォーム会社には外構の設計やデザインができる人がいないケースが多く、工事も造園会社やエクステリア専門会社に依頼することになるため、工事費が割高になるというデメリットがあります。
エクステリアメーカーでも外構のリフォーム工事に対応していて、使用したい商品をショールームに足を運んで確認できるというメリットがあります。メーカーに依頼するという安心感も得られます。
ただし、外構商品が既製品になるため、オリジナル感を出しにくいという点はデメリットです。
ホームセンターの中にも外構工事を請け負っているところがあり、店舗で販売している商品を利用できることがメリットとして挙げられます。地域密着型の業者になるため対応が速く、好きなタイミングで気軽に相談できることもメリットです。
デメリットとしては、外構全体のコーディネイトや細かい提案などが期待できない点が挙げられます。
造園会社は植栽が専門なので、緑が多い外構にしたい方には向いています。メンテナンスのしやすさなどを踏まえたうえで施工や提案をしてもらえることはメリットです。
外構全体に対応していない業者がいることはデメリットとなります。
エクステリア専門会社は、外構や植栽、景観など外構の全てをコーディネイトして欲しい人に向いています。提案力もあり、最新のエクステリア商品事情も知っていることもメリットです。
外構専門であるため、屋内のリフォームには対応してもらえない点はデメリットとなります。